「理想の上司」は存在しない かもしれない

その他
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理想の上司

「理想の上司」はかなりの確立で存在しないと思っています。
逆に「あなたは理想の部下ですか?」と聞かれると困りません?
どちらも「そうありたい」が、「そうでもない」場合のほうが多いと思います。

最近は以下のようなことが推奨されます。
部下:「これ、どうしたらいいでしょう?」
上司:「あなたの案は?提案まで考えてきて下さいね。」
いい上司ですね。

次回からはA案とB案を持って行き、A案を推す、という部下に成長するでしょう。
このようないい上司は実際のところ、いらっしゃるでしょう。

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上司不要論

上記のケースで「そこまで自分で考えさせるなら、『上司』っているの?」と思う鋭い部下もいるかもしれません。
「上司が存在する」から「お伺い」をたててるのに、というモヤモヤを感じてもおかしくないのです。
上司がいなければ、一人で決断、実行するのかもしれませんし。
完璧な部下であれば、上司はいらないですね。

屁理屈的ですが、「理想に見える上司」であっても、実は不要なのかもしれません。
実際のところ、局面においては部下の方が現場に近い分、プロである、というケースは少なくありません。
上司は単に「責任をとる体裁」であるだけの場合も多々あります。
これも「体裁」であって、「不祥事」でもない限り本当の意味で「責任をとる」というのはあまりないかと思います。

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不完全な補完関係

結論。
お互いが「理想的すぎる」と上司/部下の関係は成立しない
どちらも不完全形だからこそ、お互いに補完し合う関係として成立している。
補完しあって大きな成果を出す、それが「組織」のメリット。
「理想の上司」は「理想の部下」と同じくらい存在しないが、それでいいんじゃないか。
お互いに気楽に考えてみたらいいんじゃないでしょうかね。
と最近は思います。