『最後の唐揚げ』を食べないでしょう?

その他

学生時代、「飲み会で最後に残った唐揚げを食べるやつ」という話を友人したことがあります。

『気を使ってる雰囲気』が嫌で『終わらせる』ために食うんだ」と彼は言いました。

「なんて男前!」と軽く感動したことを覚えてますね。

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会議 ファシリテーション スキル

「会議」って、この「最後のから揚げ」に似たことありません?

責任者が不在で誰も手を出さない「唐揚げ」がぽつんと残ります。

「会議」スキルとか学ぶと、「最後にTodoを決め、担当者あてて終わらせる」とか必ず学ぶでしょう。

2000年前半にこういう研修が流行りました。私も受けました。

「当たり前」なんだけど、それが「できない」ことがいかに多かったことか、ですね。

当時は何となく「目からうろこ」感もしたものです。

しかし、今も出来てないところもある。もはや風土。できないとこではできないのだ、と思える。

組織が『劣っている』というよりも、「それで終わらない『現実』もある」ということかもしれないです。

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残った『唐揚げ』

時には『5年物』とか『10年物』のアイテムがあり、自分だけでなく、部課員全員の人生が関わるだから、うっかり手を出せない。

「あまりに漠然としてる」し、「検討」でもふられたらそのまま「担当者」になるに決まってる、と皆が警戒するアイテム。

「検討」→「担当者」で会議スキルが無慈悲に発動することがあります。事務局が「ことの重大さ」をわかってない時ですね。事務局が悪いわけじゃないです。

「担当の○○さん」「『検討結果』を出す予定」と議事録に書いて終わり。

次の週に仮に何も進んでないと、皆さん「外野」として「あーだこーだ」といい始める。

こんなのまあ損ですわ。

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唐揚げ局面は色々試される

かつて、Aさんが結果を出せない時に、「Aさんは『できる』って受けたと認識してますが」とBさんが批判したことがあります。

Aさんは「あんた馬鹿じゃないですか、どういう文脈でそうなるんですか。『相手に仕事をしてもらいたい』、っていう時にはそれなりの言い方あるでしょう?」と返した。

「シーン」となったけど、「えらい」と思いましたね。

「唐揚げ局面」は人間が出ます。

あの友人もAさんのようなタイプだったかもしれません。

感想。「会議スキル」っていうのは結局こういう「唐揚げ局面」を解決するほどのものではないよな

もっとアングラで動いて「間違っても会議には出すなよ」ぐらいのスキルも大事と思います。

こうしてまた、「会議ってなんだ?」ってなるのかも。