社内ビジネスプランコンテスト

その他

トヨタのカイゼンもそうですが、「ワーキンググループ」とか「自主勉強会」みたいなことをやっている組織ってすごいな、と思います。
「余裕がないとできない」といわれればそうでしょうし、うがった見方をすると「本質的には自主ではない」という見方もできます。

いずれにしても「業務」とは別でやるって、モチベーション高い組織です。
例えばコロナ禍に空中ディスプレイで注目が集まった(株)アスカネットさん。
自治体にもディスプレイが導入されています。

技術的な目の付け所や、フューネラル事業とのシナジー効果もあり、面白いと思っていました。
HPで「素晴らしい」と思ったのがこれ。
社内で「ビジネスプランコンテスト」をしているそうです。

社内イベント/研修・提案制度│採用情報│アスカネット
株式会社アスカネットの採用情報、「社内イベント」ページです。アスカネットは、世界に誇れるチームの心と技術で、「未来に感動を」提供してまいります。

『出典:アスカネットHP』より

こういう取り組みをしてる会社は伸びていくんだろうと思います。
現在(2024/4)株価は一時期よりも下がっていますが、業績的には2021年末から上昇基調です。

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メリット

・「目先」以外のことに「時間を作る」→中長期の成長の意識。
・「問題発見」「課題設定」に始まり「仮説」力の強化。
・「若手主体」の成長。

事業計画に似ていますね。
考えの共有化力やチームワークがものすごく向上するでしょう。
これが内部でやることのいい面です。

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外部研修は根付かせるのが難しい

「外部研修」もいい面はありますが、意外と「中に持ち込めない」というところがあります。
研修で学んだことを、実際に「根付かせる」というところまでは研修にはあまり求められませんから。自分たちで実行する必要があります。
しかし、「新しいこと」って何事も大変です。
風土に合わないとか、反対勢力が出てくる、ということもありますね。

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組織風土

こういった「社内のビジネスプラン」であれば、そこで培われ、進化するノウハウが会社の資産化していきます。
「背景を手厚く」とか「狙いを絞れ」とか、「色遣いはこうしろ」「今後のフォーマットはこうして」などの指摘が会社の風土として定型化していきます。
色んなノウハウがたまっていくでしょう。

こういった社内活動は本当に素晴らしいと考えています。