「コンサル」のミスマッチの話

その他

ミスマッチの経験。

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代わる日本語を当ててほしい

東京五輪でもそうだけど「コンサルタントって悪いことしてる人」のイメージが実に強い(個人的にはです)。

最近は優秀な大学生が「コンサル」を目指すっていうが、それも私くらいの中高年からすると「羨ましい」半分、「いやいや、地に足をつけたことをやっておけ」的なことを考えたりもしてしまう。

「コンサル」って色々な印象がある言葉ですね。

「相談士」とか新たな日本語を作ってほしい。「診断士」でいいのか。

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コンサルが苦手

言葉の印象の問題なのか、以前は「コンサル」が苦手でした。
30代は特にそうだった気がします。
「プロに素人が意見する」という「ありえない構図」でとらえていたからなんだと思います。
何言われても「あなたやったことないでしょ?」みたいな。
いい年してなかなか反抗的ですね。

30代も過ぎれば仕事もよくわかってますし、何発言しても勢いがある「無敵感」を持つ時期です。「組織のエース」みたいな人はプライドもあります。周りも感化されて反抗的。
質疑応答でも「喧嘩うりたいの?」ってぐらいの時も。
新任の先生を受け入れないワルいグループのよう。

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アレンジのミスマッチ

今となってはコンサルタントには申し訳ない。
「頼む側」アレンジする際の「ミスマッチ」だと思います
縦割り組織の悪いところです。頼んでる部門と実際に受ける部門が違う。

「マシュマロチャレンジ」ってありますよね。
マシュマロでパスタをつなげて高いタワーを作る。
「綿密に設計してやるよりも、とにかく色々やってみることが大事ですよ」「チームワークが大事」とかの。

忙しくて殺気立ってるチームにやらせたら「もう二度と呼ばないで」って「怒り」のアンケートがあったこともあります。
そりゃそうだ。コンサルタントは依頼されてやってくれてるのに、ひどいもんですね。

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ミスマッチを避けたい

私の経験上「実際の話、何に困っているんですか」を「精神上の健康」の為に聞いた方がいいと思います。
いくら相手が大口であっても。
ミスマッチがあると力の発揮しようがないので。
それも、かなり掘り下げた方がいい。
そうでないと、偏見もあってなかなか受け入れられない場合もある。

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パワポの資料だって難しい

「コンサル」とは少しずれますが、仮に「パワポの資料作成術」というテーマで研修するとしましょうか。

これも、呼ぶ部門は「○○さんの思うようにやってください」と言ってても、「実際に受け入れる」部門が違ってたりするので注意が必要です。
一見簡単にも見えます。何せコンサルですから鍛えられてる。

何度も同じテーマでやってるでしょう。

だけど、これも相手が求めるのは3分程度の話なのか、30分程度なのか。

「決定する場」なのか「分析したい場」なのか。何よりも「会社の文化はどうか」ということがあります。

例えば「会議は決定の場だ!」というポリシーをコンサルが持っていたとします。
すると、「3分で話す。5分で審議」みたいなパワポ構成となります。
最近、私が目にしたものもそうでした。

しかし、「それはあなたが育った文化でしょ?」って思うわけです。
導入したい側は「『分析』を手厚くするという文化」だったりします。
「分析が深くないとだめ」となりやすい。
パワポも「時流に反して」「ビジー」なものが好まれたりします。
「いやいや今の流行りはこうなんで」って話は「お友達の間でやって」となる。

もちろん、そうでない場合もあると思います。
「学校説明会」とか「会社説明会」とかは分析なんかなくてもいいでしょうし。
「相手が求めるものは何か」という「分析」に時間をとれるなら取るべきだ、と思います。
それによって商品を見直したり調整したり、する。
あくまで「べき論」にすぎないかもしれませんが。