報連相の改善

その他

報告が苦手な人、というのも世の中にはいると思いますね。

「報連相が大事だよ」といわれてるものの、「いつ」「何を」「誰に」するものか、がいまいちわからないことってありますね。そんなお話です。

私もよくわからず人生送ってきました。
「相談が大事なんだぜ」「バッドニュースファーストだ」とか。わかるような、わからないような……

相手が興味を持たないこともあり、「何が求められてるのか?」が分からなかったですね。

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聞く側の問題

最近思うけど、「聞く側」が悪いですね。定型化していない。

・「毎日何時に聞くからね」
「このフォーマットでできるだけ答えて」って決めればいいんですよ。

そしたら報告する側は迷いなくなりますよね。
この「フォーマット化」までたどり着くのに時間かかりました。

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フォーマット化して備える

・毎日/〇時に聞く
・フォーマットで答える(文章報告は無駄。温度感が伝わらない
・前提として「忖度はいらない」という考えも大事。最近の言葉では「心理的安全性」ですね。

こういう「考え方の」フォーマットがないと、お互いやりづらいです。

◇『悪い例』:

「明日のリリースに入る?昨日言ったよ。急にできないっていうのは『ダメ』だって」
「頑張ります。なんとか……」

こうなると、次の日も同じなんです。経験上、3日~2週間はかかる。
誘導しすぎですよね。でも、多いですよ。こういう無駄な話は。

◇『理想形』

「明日のリリースに入りますか?」
「難しくて危ないですね(判断)。一旦仕切り直した方がいいです(提案)
マージン入れて二週ぐらいほしいです(希望)
品保は評価順を変更できる、と言ってるので(見込みの感触)、日程打ち合わせします(計画)。」

「全体日程に合わないからマージンはもう一週間で検討してほしいです。
そのために必要なら○○さんを動かしたい(組織的な調整)
結論決まったり、状況代わり次第報告、変わらなくても定時内に報告ください。
資料はいらないです。」

なんて、「できる感じの職場」になるといいですね。

現実は、「まだ分量が皆目見当がついてない」「まだステークホルダーと連絡とれてない」「リソースも足りてない」「調整が難航する」ということも多いと思います。

でも、意識して備えると、これに近いことはできるようになる。

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当事者の「考え」「判断」を聞きたい

「報告」って聞きたいのは「事実」以上に「状況判断」です。「『当事者』としてどう考え、感じているか?」を聞きたい。

「昨日マックで食べました」じゃなくて、

「マック混んでたんだけど、仕事してる人が席二つも占有してました。あれ混雑時はどうにかならないですかね」とかを聞きたい。

そして、それが組織の方向に合致しているかを判断する必要がある。

だから聞く側もヒアリング力を駆使しないといけないです。