商品企画 してますか?

その他
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「商品企画」しているでしょうか?

私が学生の頃は人気があったと思います。
「営業」はやりたくないが、「商品企画」はやりたい、という考えをもつ学生さんが多かったです。
なぜですかね?
二択なら私は「営業」やりますね。「売る方程式」を組み立てる楽しさが味わえると思います。

そのくらい大人気ですが、「企画部門」を持つ中小企業は少ないです。
実は大手であっても「部門」自体は存在するけれど、営業部門、開発部門、広告会社の窓口部門的な立ち位置になっていることが多いです。
何を言いたいかというと、「商品企画」って、特殊なものはないですよ、ということです。

ただ、「マーケティングって色々調べることだっけ?」と敷居が高く感じる不思議なものでもあります。
まずやってみる、ことです。

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グループワーク化する

「サービス」「モノ」を提供するかが決まってないところからのスタートです。
ある程度枠組みはあるでしょう。「資産」や「強み」を生かせる、「競合が少ない」など。
そのくらいであって、ある意味、気楽ではあります。達成すべき予算も最初はないでしょう。

もっと絞って「牛丼」を支える新商品を考える、というものであってもよいと思います。
これを、週に1,2時間程度、2ヶ月~6ヶ月程度、毎年継続して実施することです。
テーマの重さによって期間は変えましょう。長引くとだらけますから。

「ああでもない」「こうでもない」を考えるのです。
考え方のフレームワークとしては3C分析、SWOT分析などになります。
その中には市場調査なども含まれます。これは実に勉強になるでしょう。
こうして発案するものの中に筋がよいものが出てくる可能性があります。
1/5くらいの確率で「何とか成り立つかも」があればよいのです。
50個くらいのネタの中に、「モノ」「サービス」を求める「市場」が潜在的に存在し、それが「強み」にマッチする、というものがあるはずです。
経営陣に発表できるレベルにまで磨き上げていくことが大事です。
ボツネタも、残しておけば、後々、技術の成長、時代の変化とともにリアルなものになる余地もあります。

アイデアマンの社長が常に新規なことを考える、という企業もあるかもしれません。
しかし、これをグループで実施する、というのがミソです。

何かを起こし、成長させ、改善し、成熟させていく、という事業の起承転結を組織ができるようになることが大事です。

組織が必ず成長します。

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無駄な時間が強さを作る

ここで、注意事項があります。
このような時間は、ある意味「生産的」とは言えないですね。

しかし、「現業での利益」が既にあり、「次の成長」に向かう余力がある、と判断できたらやるべき時期に来ています。
なぜなら、成長の種は組織の中にしかないからです。
外部の情報やアドバイスを色々聞いてもいいでしょう。

しかし、そのような仕組みを社内に作り上げること、「営業力」に加えて「企画力」を持つこと、が大事です。
「企画」に限らず、「カイゼン」でも同じことが言えます。