成功の鍵:『計画』を立てる重要性

計画の重要性 その他
計画の重要性
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PDCAの「P」は二種類

「PDCA」という言葉は多分小学校だったか中学校ぐらいに校長先生の朝の講話で聴いた気がします。
私と同じくそんな感じで刷り込まれてるんではないでしょうか?
しかし、なかなか、Pの「計画」って難しいです。

Pは実は二つあります。
例えば高校生だとしたら
「どの大学に入りたい」という「目標」的な「計画」。
「大学に入るためには一日何をしていく必要があるか」という「行動計画」。
大谷選手の曼陀羅に似てます。

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「目標」があれば「行動計画」を作ることができる

「行動計画」は「目標」に対する「逆算」ですから、ある程度、規則的に当てはめていくことができます。
「○○大学」→「参考書の難易度Bレベルまでを100%理解する」→「一日5問ペースで終らせる」みたいな逆算です。
事業であっても似たようなもので、四半期ごとにKPIを設定し、細かくリソース配分・進捗管理ということになっていきます。

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目標がぼやけていないか?

問題は「目標」がぼやけている時です。
「○○大学」を「エイヤッ」で決めてることが多いんですね。
それで人生を乗りきる体験のせいか、事業においても同じことをやってしまうことがあります。
「昨年比」で「○○%の生産性UP」「○○%売上UP」とかですね。
一見、数値化されていて「成長性」という客観数値としては正しいんでしょう。
しかし、「どうしてその数字を目指すのか?」という「事業目標」が「ぼやけて」います。

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ターゲットを考える

事業計画、経営計画で大事なことは

  • どの市場をとりたいか?
  • 自社が望むポジション(価格決定権を握るなど)はどこか?

という観点です。

そのために必要なリソースは逆算することができます。
その逆で現リソースの過不足も計算できるはずです。
「成熟市場でのポジション維持する」か、「事業ポートフォリオの配分を変えたい」かでも望む成長率は変わると思います。

後者の「事業ポートフォリオの配分を変えたい」場合には「調査」も必要になりますね。
机上の調査に始まり、テストマーケティング的な製品投入も考えられます。
仮にそれが初年度であれば、いきなり「○○%アップ」はなく「新規市場参入」が当年の目標になります。
その次にようやく「事業ポートフォリオのうち8%の入替」的なことが出るでしょう。

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小規模事業でも計画は大事

そんなのは「ある程度大きな組織の話」ということかもしれません。
しかし、個人事業主であっても思考の経路は実は同じ経路をたどるはずです。

「どこを狙っていきたいか?」「今のままではまずいのではないか?」「期限を決めてトライをしてみる」という感じですよね。
「エイヤっ」が入り込むのは「Do」の時であって、「計画」は意外とそうでもないですよね。
「どういうポジションを取りたいか?」「価格決定権を握るポジションになるには?」という観点での「計画」が大事です。
そこから、分析/改善すべきところも見えてくるはずですし、それは「行動計画」というもう一つの「計画」に落ちていくことになります。

※ご相談はお気軽に。

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