以前、こんな一文をXに書きました。
部下を放置→さぼる
部下を監視→心を病む
部下に気楽に声をかける→さぼらず、心もやまない
投稿すると、経営者の方や管理職の方から
「まさにそれで悩んでいる」という反応がありました。
組織マネジメントでよく起きる“振り子”です。
放置は「自由」ではなく「無関心」になる
任せているつもりでも、
部下側からすると
- 見られていない
- 評価されない
- 困っても相談できない
状態になります。
人は評価されない場所では、
意欲よりも「省エネ」に向かいます。
期待されていないと感じるためです。
監視は「管理」ではなく「圧力」になる
逆に、細かく見すぎるとどうなるか。
- 常に見られている緊張
- ミスへの過剰反応
- 自主判断の停止
結果、心が疲弊します。
そして自分で考えなくなります。
監視は短期的な成果は出ますが、
長期では「依存」と「消耗」を生みます。
効くのは「気楽な声かけ」
ここでいう声かけは、
指示でも説教でもありません。
たとえばこんな一言です。
- 「今日は何が一番進んだ?」
- 「100点だと何点ぐらいの状態かな?」
ポイントは
評価でも命令でもない会話にすること。
人は「見られている」ときではなく、
「気にかけられている」と感じたときに動きます。
経営者・管理職が勘違いしやすいこと
多くの人が
- 放置=信頼
- 監視=責任感
と思いがちですが、
実際はその中間に答えがあります。
信頼とは「任せること」ではなく、
関心を持ち続けることです。
「進捗じゃなくて、困りごと教えて」
この意識で空気が変わります。
報告ではなく相談になるからです。
まとめ
部下は「管理」では動かず、
「無関心」では止まり、
「関心」で動きます。
放置と監視のあいだにあるのが、
気楽な声かけ。
結局のところ、
マネジメントはテクニックではなく
関係性の設計なのだと思っています。


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